山梨フットボール

金園英学「決勝ゴールを決めたのに河田晃兵に怒られた理由が反省点」【J2第34節 山形0-1甲府】

伊藤彰監督に抱き付く前に雄叫びをあげる金園英学。横で金園を待っていた小柳達司は律義な喜び方で、誠実な性格が表れている。起点となるサイドチェンジのパスを内田健太に通した横谷繁(#14)がピッチに寝そべって両拳を握り締めている姿も印象的。みんなが喜べるゴールって本当に素晴らしいし、幸せ。

#17 FW 金園英学「FWには分かるんですよ、“コイツが持ったらココや”みたいな」

――ゴールの場面、曽根田穣選手は”中を見ないで出した“と話していますが、曽根田選手を呼びましたか?

ソネ(曽根田)は見てなくて、(俺の)残像に出したんじゃないですか?あそこしかコースがなかったから…。あの場面で「ソネ!」って名前を呼んだら相手にバレるし、2人の個人戦術と個人戦術の関係。ソネはそういう感性を持っているんですよ。俺は持ってない。あそこにいることはできても、あそこにパスを出す係にはなれない(笑)。FWには分かるんですよ、“コイツが持ったらココや”みたいな。この感性を持っているソネの未来は明るい(笑)

――宮崎純真は持っている?

純真はそこからドリブルで抜けるからね。別物。俺の残像を利用するタイプ(笑)

――今日は70分に投入されてプレー時間がいつもより長めでしたね。

長ければ長いほど結果は出しやすいし有難い。ただ、監督の考えや判断もあるし、チームでやってるんでね。

ゴールを決めた後、ベンチ前で金園英学が伊藤彰監督に抱き付くと勢いがあり過ぎて伊藤監督が受け止めきれずに尻餅をついてしまう。ベンチメンバーや交代でベンチに下がった小椋祥平も嬉しそうで、見ているだけで幸せな気分になる。

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