山梨フットボール

フォトレポート「始まったばかりで悲観も楽観もなく、いくつか期待の芽が出た2020シーズン・トレーニングマッチ初戦(4○3 vs清水桜が丘高校)」【練習場から】

2020シーズン最初のトレーニングマッチが静岡キャンプ6日目(1月18日)に行われた。対戦相手は例年同様で清水桜が丘高校(旧清水商業)。1本目30分、2本目40分、3本目30分の変則で行われ、1本目2-1、2本目2-1,3本目0-1という結果。甲府の得点者は1本目・太田修介、泉澤仁、2本目・太田修介、ラファエル、3本目・ハーフナー・マイクと橋爪勇樹に惜しいシュートシーン…のみ。

1本目のメンバー

実績のある選手は宮崎キャンプのプロ相手のTMに照準を合わせているが、実績が乏しい後期の若手・太田修介は清水キャンプの頭から全開の覚悟で挑んでおり、2本プレーして2ゴールという結果を出してアピール。ただ、本人は「満足感はない」という。”結果を出し続けないとリーグ戦でチャンスが来ない”という危機感と昨季の苦い経験があるから。ひとまず、いいスタートを切ることはできた。あとは、ケガなくコンディションを保ち、継続して結果を出すことだ。

今季に賭ける気持ちが強いドゥドゥはアグレッシブにプレーもゴールも決定機もなかった。シュート練習は2日前に始まったばかりだし、攻撃のコンビネーションやコンセプトの練習はまだ行っていないので大きな問題はない。

右WBでプレーした藤田優人もコンディションを徐々に高める意識でプレーしていた感じ。クロスの精度や縦の突破などはコンディションが高まれば徐々に高め、発揮していくはず。

小雨が降る中、多くのファン・サポーターがJステップ(静岡県静岡市清水区)まで駆けつけてくれた。雪が積もった郡内方面から難儀しながら来てくれたサポーターも少なくなかった。

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