「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

リーグ戦2試合の出場停止明けとなるドゥシャンが、チアゴとともに最終ライン中央でコンビを組む [Lカップ準決勝1st 鹿島戦プレビュー]

 

全員の力で勝ち上がってきたカップ戦の準決勝に臨む。相手はJリーグで最も勝負強く、どのチームよりも多くのタイトルを勝ち取ってきた鹿島アントラーズだ。

 最初に、日程面でかなり優位な状況にあることを強調しておきたい。直近のリーグ戦をマリノスは金曜日に、鹿島は日曜日に行った。つまりマリノスが中4日でこの1stレグに臨むのに対して、鹿島は中2日の強行軍となる。勝負における重要なファクターであるフィジカルに関してはマリノスに大きなアドバンテージがあると言っていい。

次にこの準決勝に臨むまでの過程と精神状態について。マリノスは今季初のリーグ戦3連勝を達成し、まさしく上げ潮状態でアウェイの地へ乗り込む。一方の鹿島も前述したフロンターレ戦こそスコアレスドローに終わったが、それまではリーグ戦で3連勝していた。さらにACL準決勝の1stレグも逆転勝利で飾っている。勢いという点では互角の争いか。

マリノスにとってはアウェイで第1戦を行うためアウェイゴールを持ち帰りたい。ただ、それ以前に「結局は2試合戦うわけで、2試合とも勝てば問題ない」(飯倉大樹)という強気な姿勢でいるべきだろう。90分間、あるいは180分間のゲームマネジメントにおいては相手のほうが長けている。だから、その土俵で勝負するのは得策ではない。

マリノスはマリノスらしくスタイルを貫くのみ。3試合連続でゴールに関与している好調の山中亮輔は「タイトルを獲るにはあと3回勝てばいいわけだから、自分たちにチャンスはある」と視線を上げる。鹿島の向こう側に見えるタイトルを意識した発言で、もし優勝カップを掲げることが出来れば生まれ変わったマリノスにとってかけがえのない成功体験となる。

 

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