「練習からみんながハードワークして、雰囲気もいい。それが強さの秘訣」。大津祐樹はあらためてこの言葉をくれた 「残り6試合、優勝あるよ」
あれは、たしか夏が訪れる前だったと思う。
練習終わりに、ある選手に取材していた。選手自身の近況やチーム状態について話をしていると、不意にこんなことを言ってきた。
「今年は優勝、あると思うよ。いいチームになってきたもん」
開幕から首位を爆走していたわけではない。それでまだシーズンを折り返してもいない時期に、なかなか出ない類の発言だ。相当な自信や根拠がなければ、言えない。
言葉の主は大津祐樹。今季は途中出場が増えているが、中盤から前はすべてのポジションをこなす貴重な戦力だ。
あれから数ヵ月が経過し、6試合を残してマリノスは首位と勝ち点3差の3位につけている。優勝を現実的な目標としてとらえるのは当然の位置だろう。
最近あらためて大津に聞いてみた。優勝できるんじゃないか?と。
すると、今の立ち位置も踏まえた上で、こんな答えが返ってきた。
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