フロントは複数人のGKをリストアップ。マリノスのスタイルに合致しそうな選手が候補に。徳島の梶川裕嗣の名前も [2020年のチーム編成について(GK編)]
J1リーグが終了した翌週の12月14日にJ1参入プレーオフが行われ、湘南ベルマーレの残留が決定。これで今季のJリーグ全日程が終わった。各カテゴリーのチームが出揃ったことで、ストーブリーグが過熱していくタイミングなのは間違いない。
今日16日時点で、マリノスに他チームからの移籍加入リリースはない。特別指定選手として登録されていた流通経済大学のGKオビ・パウエル・オビンナの加入内定、そしてユースからMF松田詠太郎、FWブラウンノア賢信、DF池田航の3選手のトップチーム昇格がすでに発表されているだけだ。
活発さを増す水面下での交渉は、今後どのような方向に進んでいるのか。今日から数回にわたって詳報していく。また、ヨコハマ・エクスプレスではシーズン終了後に小倉勉スポーティングダイレクターへのインタビュー取材を実施。こちらも冬休み企画として楽しみにしていただければ幸いだ。
(GK編)
12月10日、杉本大地の契約満了による非更新が発表された。夏に飯倉大樹(ヴィッセル神戸へ完全移籍)がチームを去った後はパク・イルギュに次ぐ2番手としてプレーし、リーグ戦4試合でゴールマウスを守った。終盤こそ負傷の影響で中林洋次にセカンドGKの座を譲ったものの、彼にとって意味のあるシーズンになったと言えるだろう。一方で、26歳という年齢やプレースタイルという観点から契約非更新という判断になったのも理解できる。
来季もパクが1番手になるのは間違いないが、控えGKは補強が必須。ACLに関しては外国籍選手枠が3+1(アジア枠)というレギュレーションであることも、補強の必要性を後押しする。パク以外の選手がアジア枠として適用された時、ゴールマウスに立っているのはパク以外の選手になる可能性がある。
そういった状況を踏まえ、フロントは夏過ぎから複数人のGKをリストアップ。主にJ2で定期的に試合出場している選手で、さらにマリノスのスタイルに合致しそうな選手が候補に。
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