「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

「練習も中2日なのであまりできないけど、全員が雰囲気よく『アジアを獲る』ということにフォーカスしている。自分たちの内容と結果がついてきて、さらに雰囲気が良くなっている」(小池) [シドニーFC戦前コメント]

 

[コメント]

DF 25 小池 龍太

――初戦で負傷した右ひざの状態と、2年ぶりにACLを戦っている感想は?

「再開初戦で少し右ひざをケガしてしまったけど、以前から持っていた古傷というか箇所。今はだいぶ状態が良くなっているし、個人的にこの大会に向けてモチベーションが高い。離脱するのは悔しいし、その試合では途中交代したけど、今は回復しつつある。メディカルスタッフと話しながらやってきて、いい状態になってきていることに感謝している。2年ぶりのACLということで、柏からマリノスにチームが変わって、久しぶりの感覚が蘇ってきている。柏時代は予選で敗退してしまったので、まず予選突破を目指してやっている」

 

©Y.F.M

 

――今シーズンのリーグ戦では左サイドバックとして先発する機会もあった。左と右の違いや取り組み方は?

「あまりやりにくさはない。ただ景色は全然違って、その景色に慣れるのに少し苦労したところはある。周りの選手が声をかけてくれて助けてもらったので、特に1試合目の名古屋戦は(天野)純くんがサポートしてくれた。右でも左でもアシストやゴールという結果を数字で出せていることが成長しているポイントだと思うし、アジアの大会で勝ち抜くためにも意識しないといけない部分。Jリーグでやれていたことをアジアの舞台でも継続していきたい。(右でも左でも)チームとしてやることは変わらないし、マリノスのサッカーを体現して、それを勝利で証明したい」

 

――アジアでの戦いで意識していることは?

「Jリーグであればボールを保持している時間が結果に関係してくると思うけど、アジアの場合はその時間帯があまり関係ないくらい不思議な雰囲気というか、一発で流れが変わってしまう。相変わらず不思議な雰囲気というか、何が起きるか分からない雰囲気を感じていて、それは決勝トーナメントに進んで一発勝負になると、重みも増してさらにそうなると思う」

 

©Y.F.M

 

――大会期間中はキャンプのような形でコミュニケーションを取れていると思う。どのように感じている?

「今も部屋にずっといてコミュニケーションを取れるタイミングは食事の時くらい。練習も中2日なのであまりできないけど、それでも一緒にいることで、ここへきてよりみんなのことをたくさん知ることができた。

 

ヨコエク

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