「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

ウイングで起用されている高野遼のパフォーマンスには驚く。ポステコグルー監督の決断力には頭が下がるし、高野の勝負強さを褒め称えたい [ACLラウンド16 水原戦プレビュー]

©Y.F.M

 

アジアの頂点を目指す戦いは、ここから本当の意味でスタートする。

グループステージを1位で突破したマリノスは、ラウンド16で韓国の水原三星との対戦だ。負けたら終わりのノックアウトステージで、今大会はホーム&アウェイではなく一発勝負。「セカンドチャンス、次はない」(アンジェ・ポステコグルー監督)。緊張感あふれるゲームになりそうだ。

アジアの頂点までこの試合を含めて、あと4つ。その第1ラウンドに向けてキャプテンの喜田拓也は「とても楽しみにしているし、チームには恐れている人間は誰ひとりいない。これまでこじ開けられなかった扉をこじ開けたい」と言葉に気合いを込めた。

先発はグループステージ第5節の全北現代戦に臨んだ面々に戻ることが濃厚だ。その試合ではティーラトンが強烈なミドルシュートを叩き込み、昨季のJリーグ得点王であるマルコスと仲川輝人がアベックゴールを決めた。守ってもオビ・パウエル・オビンナを中心とする守備陣が体を張ってPKによる1失点に抑えた。

 

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攻守ががっちり噛み合っての4-1完勝だったが、ウイングで起用された高野遼のパフォーマンスには驚かされた。

 

 

ヨコエク

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