「一発勝負のノックアウトステージだとひとつのミスで失点になる」と仲川。もっともっと逞しくならなければいけない。そう感じさせる出来事だった
いったいどこから、いつから歯車が狂ったのか。決して悪い内容ではなかったのに。原因と敗因が見えにくいゲームだった。
前半からパーフェクトとはいかないまでも、攻撃の精度と手数で相手を圧倒していた。さらに、いわゆる決定機を量産して20分に先制に成功。喜田拓也の正確なスルーパスに仲川輝人がスピードを生かして抜け出し、得意のグラウンダークロスをエリキが合わせてゴールを決めた。
後方からのポゼッションによる崩しが“壱の型”だとすれば、中盤でのボール奪取から縦に早い展開でゴールを狙うのは“弐の型”。復活した仲川の良さとエリキの得点能力が噛み合い、最高の形で先制ゴールが決まった。
ただし、前半がこの1点のみに終わったのが最大の誤算だった。
(残り 733文字/全文: 1379文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ