0‐7の処方箋(J論)

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

フロントは10番を誰かに託したいと考え、マルコス自身にも「何かを変えたいという気持ちがあった」。背番号10への変更に異論を唱えるものなどいるはずがなかった  [石垣島キャンプトレーニング3日目]

 

マルコス・ジュニオールには背番号10がよく似合う。これまでの背番号9もちょっと風変わりでカッコ良かったが、やっぱり10番のほうがシックリくる。そう思っているサポーターが多いからこそ、ユニフォームの売れ行きが好調なのだろう。

石垣島キャンプ中、マルコス自身が背番号10への思いを明かした。

「育成年代の時から10番をつけることが多くて、好きな背番号だ。なぜなら僕はロナウジーニョに憧れていて、彼はずっと10番をつけていたから」

 2019年夏に天野純が海外移籍してからエースナンバーの席が空いていた。適任者がいないのに無理に埋める番号ではない。

 

 

昨年末、フロントは10番を誰かに託したいと考え、そのタイミングでマルコス自身にも「何かを変えたいという気持ちがあった」。背番号10への変更に異論を唱えるものなどいるはずがなかった。

来日から2シーズン連続で2桁得点を挙げ、押しも押されもせぬ攻撃の核となっている。同じトップ下としてポジションで争う天野純も「マルコスのことはリスペクトしている」と惜しげもなく言う。今シーズンもテクニカルなシュートでたくさんの歓喜をもたらすことだろう。

もっとも、本人は少なからずプレッシャーを感じているようで「マリノスというクラブの10番を付ける意味は大きい。今まで偉大な選手が背負ってきて、今度はそれを自分がつけることになる」と静かに話した。マリノスの10番の価値をしっかり示すことが、マルコスに課せられた役割となる。

 

 

ただ、同時にこんなことも言っていた。

 

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