「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

成長するための最優先事項は公式戦のピッチに立つこと 。有事の際はマリノス側の意思優先で復帰可能 [オビ・パウエル・オビンナ期限付き移籍]

 

マリノスのGKオビ・パウエル・オビンナ(23)がJ2の栃木SCへ育成型期限付き移籍することが29日、分かった。すでに横浜を離れており、近く正式発表される見通しだ。

 

 

流通経済大学出身のオビは2020年に加入し、昨年8月に栃木SCへ育成型期限付き移籍。プロデビューを飾るなど貴重な実戦経験を積み、パク・イルギュ(現・サガン鳥栖)の移籍やACL出場を見据えて同年10月にマリノス復帰。リーグ戦2試合に出場して成長を感じさせるパフォーマンスを披露すると、そのままの勢いで正守護神としてACLのピッチにも立った。

 

 

今季は開幕から5試合連続で先発出場し、持ち前のセービング能力を生かして勝利に貢献。しかし、その後は高丘陽平や梶川裕嗣といった先輩GKたちにポジションを譲って出場機会を減らしていた。

 

 

それでもオビに対するフロントの高い評価は変わらない。そして伸び盛りの年齢を踏まえて、出場機会を得ることがさらなる成長につながると考えた。移籍先の栃木SCは前記したように在籍経験のあるチームで、決断するのに時間は必要なかった。

 

ヨコエク

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