「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

シュートの反復練習による成果を実感する和田拓也。 「あらためてFWのすごさを感じた(笑)」 [練習レポート]

 

メディア向けに公開された今日の練習終了後、ストライカーのオナイウ阿道や前田大然、あるいはロングレンジから狙う扇原貴宏とともにシュート練習に精を出す選手がいた。

力任せに強振するのではなく、あくまでもソフトにボールの芯をとらえることを意識する。GKのタイミングをずらすために、上半身や目線を使った細かなフェイントも多い。放たれたシュートは鮮やかな弧を描き、次々とゴールネットを揺らしていく。

 

 

シュートの主は和田拓也だ。リーグ戦の最近2試合は左サイドバックとして先発し、チームの連勝に大きく貢献。サガン鳥栖戦ではクロスに見せかけたシュート(?)でGKパク・イルギュの逆を突き、マリノス移籍後のリーグ戦初ゴールを決めた。

得点への意欲は増すばかり。と鼻息荒く書きたいところだが、オンライン取材に応じた本人は至って冷静だった。

「シュート練習に関しては去年の10月くらいからやっていて、ボランチをやっている時からもう少し得点に絡みたいと思って始めた。ここ最近のゴールによって変わったということはなくて、前に絡む意識は去年くらいから持つようにしている」

 

 

そういえばコロナ禍になる以前から「目に見える結果を出したい」と意気込んでいたのも思い出す。肩に力が入りすぎるわけではないが、言葉にはしっかりと力がこもっていた。

反復練習による成果は実感できているのか。ここでもナチュラルすぎる答えが返ってきた。

 

 

ヨコエク

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