「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

扇原が出場停止から復帰。 中5日で臨めるのだから充電満タンだ [J24節 大分戦プレビュー]

 

今季初ゴールを期待したい選手

 

前々節の清水エスパルス戦で引き分けて連勝は止まったが、前節の名古屋グランパス戦に勝利して仕切り直しに成功した。ここから再び連勝街道をスタートさせたい一戦の舞台は、3日ぶりとなるニッパツ三ツ沢球技場だ。

中2日の連戦の4試合目。特に連続出場している選手には間違いない疲労が蓄積している。疲れは目に見えないもので、自分自身が感じていないところであと一歩が出ないことも多い。リカバリー中心のトレーニングしかできなかったことは想像に難くないが、まずはコンディションの見極めが重要になる。

名古屋戦では清水戦から先発を5選手入れ替えた。今節もそれなりの先発変更は避けられないだろう。

扇原貴宏が出場停止から復帰するのは心強い。

「自分は中2日の連戦で休んでしまったので、コンディションを上げることに集中できた。次もホームゲームなので、チームとしてしっかり勝ち点3を取れるようにやっていきたい」

 

 

中5日で臨めるのだから充電満タンだ。

中盤の底は喜田拓也が3試合連続フル出場中で、岩田智輝は小さなミスこそあるもののスケール感の大きさを漂わせて出場機会を増やしている。負傷離脱していた渡辺皓太もすでに合流済みで、アンジェ・ポステコグルー体制では主力だった扇原も決して安泰ではない。

 

 

セレッソ大阪の育成組織時代からチームメイトだった杉本健勇のマリノス初ゴールに刺激を受ける部分もあるだろう。「僕自身も彼のゴールに関与できるようにやっていきたい」と結果に貪欲な姿勢を見せていた。

 

 

今季はここまで無得点と号砲が鳴り響いていない。数字や数値に表れない貢献が多いのは間違いないが、目に見える結果が重要なのもまた事実。最近2試合の喜田拓也は積極的にシュートを放ち、明らかにゴールへの意識を高めている。だからこそ、扇原の得点に期待してみたい。

 

 

 

今季先発した試合で10勝2分の小池龍太

 

両サイドバックもメンバーチェンジが濃厚だ。

 

 

ヨコエク

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