【サッカー人気3位】【山雅探報】これからの松本山雅を本気で…

「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

残り5試合を一戦必勝で戦い抜くことが先決だ。 負けも悔しさも受け入れて、我々は前へ進まなければならない [J33節 C大阪戦レビュー]

 

水沼のトップ下起用は奇策にあらず

 

メンバー表のポジション配列こそオーソドックスな4-4-2だったが、蓋を開けてみれば水沼宏太をトップ下に置いた普段の4-3-3で臨んだ。マルコス・ジュニオールを累積警告で、天野純を負傷で欠く状況で、ケヴィン・マスカット監督はスタートポジションを変えず、組み合わせに手を加えた形で選手を送り出したわけだ。

 

 

結果としては、その策が奏功したとは言い難い。これは逆転で優勝を目指す舞台設定における敗戦の印象があまりにも強く、フラットな視点で内容を精査するのは難しい側面もあるだろう。

例えば、これがシーズン序盤や中盤で、マリノスの順位がもう少し下にいたら、こんなにもネガティブな心理状態にならないのではないか。

水沼をトップ下に置く布陣そのものは10月に入ってから練習で時間を割き、練習試合でも試している。試合週になって突然お披露目された布陣ではないので、それなりの準備期間を経て公式戦で採用したということ。

 

 

だから奇策ではない。しいて言うならば秘策だろう。マルコスや天野がいればこの布陣はお蔵入りの可能性が高かったが、その2選手がいない編成であればベターか。逆に言えば渡辺皓太はトップ下ではなくボランチで使いたい選手であることが明確になった。

 

 

不運だったのは開始6分に失点したこと。その失点までトップ下の水沼や指揮官の起用法に原因を求めるのは暴論が過ぎる。乾貴士のシュートはブロックを試みたチアゴ・マルチンスの足先に当たってコースが変わり、高丘陽平にとってはほぼノーチャンス。不確定要素の大きい編成で臨んだ試合で、いきなりの逆風を余儀なくされてしまった。

 

ヨコエク

(残り 975文字/全文: 1713文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ