「ザ・ヨコハマ・エクスプレス」藤井雅彦責任編集:ヨコハマ・フットボール・マガジン

他会場の結果次第で1位突破が確定する一戦。 これまでも、これからも、マリノスが追求するアタッキングフットボールを貫く [ACL 5節ホアンアイン・ザライ戦プレビュー]

 

自分たちで作った流れが幸運を呼び込む

 

シドニーFCに2連勝し、いよいよ上昇気流に乗ってきた。

ようやく手にしたマリノスらしい内容での3-0完勝は、アタッキングフットボールを信じて続けてきたからこその成果であり、ご褒美だ。どれだけ苦しい戦いが続いても一切ブレない姿勢は、選手たちも事あるごとに協調している。

キャプテンの喜田拓也は冷静に言い切る。

「ブレることはないし、このサッカーをやめよういう考えもさらさらない。長い年月をかけてこのサッカーを信じて貫いて、誇りを持ってやってきた部分もある。そこに関しては、聞こえが悪いかもしれないし勘違いしないでほしいけど、周りが何を言っても変えるつもりはないし、やっている僕らは誇りを持ってやっている」

 

 

自分たちで作った流れは幸運を呼び込むのかもしれない。25日に行われた全北現代とホアンアイン・ザライFCの対戦がドローに終わり、マリノスはグループ首位に浮上。残り2試合を2連勝すれば、文句なしのグループ1位で次のラウンドへ進める。

もっとも最終戦で全北現代と対戦することは決まっていたので、シドニーFCに2連勝した時点で残り2試合も2連勝すれば問題なかった。条件面が軽くなったとしたら、今節の結果次第ではあるものの全北現代戦が引き分けでもOKになったことだろう。

 

ヨコエク

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