石井紘人のFootball Referee Journal

2013J1第29節 鹿島×浦和 松尾一審判団評:3

■主審:松尾一

 採点:3

 

松尾主審に不満がある人ほど、TVで試合を振り返って欲しい。

 

 

20秒、ボールにプレーできる範囲外から押した宇賀神のファウル。50秒のダヴィの不用意なチャレンジもしっかりとる。

1分のダヴィと那須のコンタクトをノーファウルとして見極めも的確。

3分にはボールのプレイスする位置を細かく指示し、レフェリーへの意識を持たせる。

15分の興梠が倒れたシーンも、自らコースに足を入れたためノーファウル。16分の遠藤も同様だ。

25分のロールバックも的確。28分の大迫が倒れたシーンも、自ら体を預けたフィフティのコンタクトということで基準通りノーファウルに。

 

一方で30分のダヴィのホールドは、手をフォーカスしたのだろうが、厳しいように思える。これが、「(フィフティな判定が)意図的にではないですが、浦和寄りに感じますね」(羽中田昌氏)という印象になったのかもしれない。

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