【EURO2016GL第1節第2節審判団ハイライト】ホールディングやファウルに対する選手の意識
<選手が(影響を受けずに)倒れなければ、レフェリーも続けさせられる>
■イングランド×ロシア ニコラ・リッツォーリ審判団
7分、バウンドしたボールをウォーカーがクリアしようとした所に、足裏をみせてチャレンジしたスモロフに注意。この時に、GKがファウルアピールに来ようとするが、“こちらに来るな。戻りなさい”とジェスチャーで指示を与える。無駄なファウルアピールをコントロールし、対立も防いだ。
立ち上がりからしっかりとファウルを見極め、基準を作っていく。“EUROはファウルをとらない”という声もあるが、基準はJリーグと何ら変わらない。26分の競り合い前のケインの手もしっかりとる。そして、選手も基準を理解し、ファウルの少ない展開となる。
もちろん、31分のように、ボールにプレーできているフィフティなものは、激しくてもファウルはとらない。62分、入れ替わられた所をファウルで止めたケーヒルに警告。72分、かわされた所を体でぶつかったシェルニコフに警告。
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