【一部無料】2017AFCアジア・チャンピオンズリーグ・ノックアウトステージ・ラウンド16第1戦・済州ユナイテッド戦[柏木陽介][選手コメント]

◯柏木陽介
Q 形は前日の練習通りだったが?
相手の狙いどおりに失点してしまったから、そこでプランはいろいろ崩れたけど、監督が俺が下がって、というところで、でも下がりすぎても相手がカウンターを狙っているわけやから、俺はそこまで意味ないんじゃないかなって思いながらやっていたけど、下がったり前に出て行ったりを自分で工夫してやってた。

でも、カウンターを食らうシーンがけっこう多かったし、それで前半ちょっと疲れてしまったというのはあるけど。向こうもちょっと疲れた中で後半はいけるんじゃないかというところで、向こうも引いてきた中で、また危ないピンチが何回かあったけど、その中でも自分たちのいいところはある程度出せいけたんじゃないかなってところでね。最後、相手がカウンターを狙っている状況は俺らもわかっていたけど、監督もどちらかと言えばイケイケみたいな感じがあったり。チームとしては、ああやって引いて、カウンターのうまい相手に対して、円で攻めるのはチームとしてするべき形ではないかなっていうのは感じたかな。

そうなれば、後ろ4枚か3枚、中盤に2枚で、真ん中に5枚くらいいる状態を作れたら、もうちょっと違った形になったんじゃないかと思う。そこは反省やし、カウンターやられたけど、それしかないなと。だから、こっちがうまい形でボールを回して、1点を決めることができたら、3点くらい取れる自信はある。ただ、カウンターで1点をくらわないことを心がけてやっていきたい。

やっぱり、失点が言われていた形というか、相手が狙っている形でしてしまったのがダメやったかなというのがあるので、それは気をつけないといけない。もっとバランスよく、セカンドボールに対してもいけるような準備をね。あとはちょっとテクニカルファールを全体的に増やさないといけないんじゃないかって。もうちょっと引っ張っていいシーンも何回かあるんじゃないかなって思うし。

Q 相手の形に合わせた形?
相手の1トップ下に対してうまくハマるように、っていうのをやったけど、それもハマらなかったし、結局俺らが守備の時、相手は蹴るだけだから、それに対してセカンドボールをね。蹴るチームへの対応がなかなかうまくいかない、昔もうまくいかなかったけど、最近は蹴るチームが減っている中でそういう試合になってしまった。

逆にプレスをかけるんじゃなくて、一つ引いて、セカンドボールを拾える状態でやった方がいいのかなっていう気もしないでもないかな。相手はスペースを消せば怖さはそんなないんじゃないかなって思うので、相手にボールを持たせるのも今日の試合でやらなあかんかったことかな。後半途中、ズラの頭を狙ったり、裏で勝負したりというのがあってから、うまく自分たちの時間を作れたから、そういう部分を試合の中でメリハリつけてやっていかないといけない。

ただ、カウンターに関しては、今までやってきた中でもすごくうまい。いいところにいるし、出ていき方もうまい。鹿島が本当に強かった時の形に少し似ている。ただ、もう勝つしかないから。2点は取らないとあかんから。

Q 次は点を取られたらかなり厳しくなるが?
0−1が理想やったけどね。

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